ゴッ輝SS
(SSは、まだ、まだ初心者です。(^^ゞ)


ケビン、ピーッ説その1「院長×ケビン マザコン説」 第34話その後1「テル×綾乃の微笑み」
「北見×テル 肉体美の秘密」 第34話その後2「綾乃×テル 物置編



ケビン、ピーッ説その1「マザコン説」

アメリカの病院・・・ケビン医師の頃の話

ケビン当直の時、ついウトウトと・・・机の上で寝てしまった。
それを、同じく当直のジュンジが気付き、
「おぃ、ケビン起き・・ん?何か寝言、言っているな。」
耳を澄ましてみると、
「ママ・・・ママ」と聞こえる。
ケビンはっと!目を覚まして、ジュンジがにやりっとしているのに気付く。
「ジュンジ!今、オレ何か言ったか?」
「ああ、ママと言っていた。お前の歳で(32歳)ママの夢をみて、
寝言まで言うとは・・・、実はマザコンだろお前。」
とニヤ、ニヤしながらジュンジ
ケビン顔を真っ赤にして、「んな!?」
「ケビンこれは、男と男の秘密だ、でも何かやらかしたら、ばらすかも?オレ
口が軽いようで、実は軽いんだよね〜〜〜♪」
とわけのわからない言葉を言って、病院の見回りのため立ち去ってしまった。
その、立ち去る姿を見ながら、
(あの過去の事を話すわけにはいかないし、
クソ〜〜一番やっかいなジュンジのやつに〜〜許さん!!)
とますます。ジュンジへの復讐を燃えたぎらせるケビンであった。・・・


ライン的に・・・
ケビンのピーッは原作の方で分からなかったから、ライン的説1という事で、
書いてみました。元ネタは35話の心筋梗塞で倒れて「ママ」とうなされる所
本当は、悲しい所だけど・・ライン的にこれだ!と思いまして・・ケビンさんごめんなさい^^;


第34話その後1「テル×綾乃の微笑み」

「ストレッチャー・・物置にでも放りこんどけっ・・・」
と、北見の手に掴まって寝ているテルを見て、多少呆れ顔の北見が言った。
「はい・・」綾乃も呆れ顔で答えるのだが・・・
(クスッ、北見先生、相変らず素直じゃないんだから・・・それにしても、テル先生
こんなになるまで・・・今はゆっくり休んでください)と思いながら、
ストレッチャーで病室へ・・・

翌朝・・・「う〜ん」とテルは目を擦りながら、目覚めて横を見てみると、
ベットの横のイスで、ウトウトしている綾乃に気付く。
(綾乃さん、ずっと居てくれていたのか・・・)と思いながら見ていると綾乃が目を覚ました。
「あ、テル先生、おはようございます。どうやら私、少しウトウトしていたみたいですね。・・・」
少しすまなそうな感じで言った。
「綾乃さん、おはよう。無理も無いよ。綾乃さんもこの所、張り詰めていたでしょ。」
テルも綾乃を気遣う言葉を言い。それを聞いた綾乃は、
「今回、とてもテル先生がんばりましたよね。患者さんのため、ヴァルハラのため、
本当におつかれさまでした。・・」とまぶしいばかりの笑顔で言った。
その笑顔を見たテルは安心した感じで
「そう、患者さんのため、ヴァルハラのため、そして、あともうひとつ・・・」 
綾乃は(ん?何かしら)と思った。
「あともうひとつは・・・その・・綾乃さんの笑顔を取り戻すためだよ。」
その部分だけ少し照れながら言ったテル。
「テル先生ありがとう。こうやって心の底から笑えるのは、本当に嬉しいです。」
とまた、とても素敵な笑顔で返した綾乃。
「いや〜ホント綾乃さんの笑顔を見れて心身共に癒されたよ。がんばって良かった。」
自分の頭に手をやり、かきながら、テルは言った。
「ふふふ、こんな笑顔で癒されるならいくらでも」っと言い
「ふふっ♪」と綾乃は、はにかんだ。
テルも笑い出し「ははは」、「ふふふ」と、とても微笑ましい感じで互いに笑いあったのだった。

病室のドアの前でこの会話を聞いていた北見は(今回はよくやったな、テル・・)と思い
立ち去ろうとした瞬間、後ろから、いきなり。
「よう、北見なにやってんだ、こんな所で、ははぁお前もテルの心配か?。」
院長はにやりっとしながら言った。
「うっ!?違いま・・いえ・・・、」と少し言い直して北見は、
「今回の件はあいつのおかげで、救われた所もあるし、
倒れこむまでがんばりましたからね。今回は良くやったと・・・思っていた所です。」
と、少し清々しい顔で言った。
「ほう、北見お前が褒めるとは、あいつも少しは成長したかな・・」
また、にやりっと院長。
「今回は・・・、でも医者としてはまだまだですよ。厳しいようですが・・」
と、いつもの厳しい顔で、
「確かに、テルもまだまだが、このヴァルハラも本当の意味でこれからなんだ。」
院長が決意めいた事を言うと、
「はい!」と北見も引き締まった顔で頷いたのだった。


ライン的に・・・
第34話が、終わった時に、綾乃さんの笑顔が見れなかったのが、少し残念でして・・・
それで、ラインなりに、こんな感じかなぁと思い書いてみました。
まだ、まだ、二人の関係は微笑ましく、ゆっくりと・・・ってな感じで。


「北見×テル 肉体美の秘密」

ヴァルハラの仕事が終わったので、北見はいつものように、
ノートパソコンへ仕事のデータを打っていた。カタカタ
カタカタカタッ
そこに、コンコンッ、ドアを叩く音がした。
「北見先生、入っていいっスか。」と、声が聞こえた。
(この声はテルか、珍しいな・・・この時間にオレの部屋に来るとは?)
「入れ。」ガチャ、テルが部屋に入ってきた。
「それで、何の様だ。」と言われてテルは、少し躊躇したが・・・
「実は・・・、教えて欲しい事があるんです。」
(教えて欲しい事?これまた珍しい事もある)と北見は思った。
「お前が、オレに教えを乞うとはな・・・それでなんだ?医療の事か?」
と、北見はお茶を啜りながら言った。
「いえ・・・その・・・北見先生の肉体美の秘密を知りたいんっス!」
「ぶっ!?」あまりの寝耳に水の言葉に北見は少しお茶を吐き出した。
「あの、岩永先生の件の時、オレ失礼な事を言って、北見先生に
殴られたでしょ。あの時もちろん痛かったけど、北見先生の肉体美が頭から
離れなくなってしまって・・・」と少し顔を赤らめてテルは言った。
北見は、嫌な顔をしながら、こころもち後ずさりして・・・
「テル・・お前まさか・・・言っとくがオレにそんな趣味は無いからな!!」
と強く言い放った。
「北見先生、何考えているんですか。違いますよ!!
オレも、北見先生みたいな肉体美になりたいと思って・・・」
とテルは、慌てながら誤解を解く為に言った。
「そ、そうか・・・、と、とにかくオレの肉体の秘密が知りたいんだな?」
まだ、少し誤解が解けていない、北見だが、何やら机の下から取り出して
机の上に置いた。ドスッ!と音がした。かなり重そうだ。
「あ、これは・・・」テルはそれが、何か分かった様だ。
「そうだ。本当は登山と言いたい所だが、今は時間が無くて、
登れないんでな・・・まず一つ目、この医療バックだ。」
そう、それはタクシーで事故があった時に持っていたバックである。
「これを、日常生活でも、いつも携帯しているから、結果的に筋肉がつく
というわけだ。非常時にも役に立つしな。」
「なるほど・・・この重たいバックを持っているおかげか・・
んで、まだあるんっスか?一つ目という事は?」
テルは、医療バックの事に興味を持ちながらも聞いてきた。
「ああ、病院の中では、さすがにそのバックは、持ち運び出来ないんでな。それで・・・」
と言って、なんと北見は、上着を脱いで、下のシャツまで脱いだ。
「北見先生!!何脱いでいるんですか!そんな趣味は無いと言ったくせに!」
テルは慌てて言った。
「バカッか、お前、下らん事言ってないで、このシャツ着てみろ!!」
「へっ!?」少し驚いたが、そのシャツを手に持ってみる。(ん?)結構
重いと思いつつ着てみる。サイズが違うし重い為、着るのに多少手間取った。
「このシャツ結構重たいっス、どのぐらいあるんですか?」
「特別製で3kぐらいだ。」北見は平然と言った。
「3Kもですか。どうして?」とテルが聞き返してきた。
「それは、病院の中でも鍛えられるし、こんな事をしているのも、
長時間のオペに耐えられるスタミナと精神力をつけるためだ。
もちろんオペ中は外すぞ。」と答えた。
3Kのシャツを普段着ているとはさすがに北見である。
「なるほど、オペのスタミナと精神力をつけるためか・・」
心底感心した様子でテルは言った。
「今度お前に合うサイズのやつをやろう。取りあえずそれは、返してくれ。」
「あ、はい。」とテルは頷いたが、やはり重たいためなかなか、脱げない。
(仕方ないな・・・)北見は脱がすのを手伝う事にした。そこに・・・
「北見先生!!緊急患者です!・・・えっ!?」綾乃がノックもせず入ってきた。
北見とテルを見て、戸惑いながら、
「北見先生、テル先生なにやっているんですか!!
二人とも上半身裸で抱き合っているんて!!」
どうやら、北見がテルのシャツを脱がすの為手伝っているの抱き合っていると
勘違いしたらしい。急いでいる事もあったが・・・
「まさか、二人は・・・」と言って綾乃は、部屋を飛び出した!!
それを見てテルは「うわ〜誤解だ〜〜!!綾乃さん〜待って〜〜!!」
と言いながら、上半身裸のままで追いかけて行った。
普通に考えれば、上半身裸はまずい。テルの後先考えない所である。
それを見ていた北見は「フッ、愚かな・・・」と一言
(そういえば、緊急患者と言っていたな。急いで行かなければ・・)
今の出来事など意に介さない冷静な北見であったが後に・・・・・

この事が原因で、ヴァルハラでは、二人の関係はあやしいという噂が流れ
北見は、院長に、これみよがしに、からかわれ・・・
テルは、北見を取られたと思った。北見ファンの女性患者や、
綾乃を上半身裸で追い回したという事で看護婦からも
しばらくの間、冷たい目で見られる事になるのだった。ああ・・・かわいそうな二人・・・


ライン的に・・・
北見先生の肉体美の秘密を書くはずが、なんじゃこりゃ!というSSになってしまいました。
まさか、少しだけど・・・あっち系統になるとは(あっちとは?^^;)・・・おまけに、こんなオチ・・
でも、結構面白いかも?と思っていたりしています。(^^ゞ

「綾乃×テル 物置編」

「ストレッチャー・・物置にでも放りこんどけっ・・・」
と、北見の手に掴まって寝ているテルを見て、多少呆れ顔の北見が言った。
「はい・・」綾乃も呆れ顔で答えて・・・
(もう!テル先生ったら、いくら疲れたと、いってもこんな所で寝られると困るんだけどな・・・)
それでも仕方なく、テルをストレッチャーで運び出したが、遠藤主任が近づいてきて、
「あ、綾乃、今ベッド満室で空いてないわよ。それに当直室も・・・」と言ってきた。
「え!?う〜ん」っと綾乃は考え込んだ。
(え〜と、どうしようか?さすがにこのままって、わけにはいかないし・・・)
と考えていて、ふと思い出した。北見の言った事である。
(あ、そういえば、北見先生、物置にでも放りこんどけって言ったわね・・・)
綾乃はニヤリッと小悪魔的な笑みを浮かべたのだった・・・

翌日、朝の8時・・・テルは物置の中で寝ていた・・・
物置・・・そこは、暗く・汚く・いらなくなったものを取りあえず置いている場所・・・
テルは、「う〜ん」っと寝返りをして手が何か棒みたいなのにあたった。
それはモップで、目が覚めかけたテルの頭に直撃した。ゴンッ!
ガクッ テル再び寝るもとい気絶してしまったのであった・・・。

それから3時間後・・・ガチャっと物置のドアが開く音がして、
「テル先生、いいかげんに起きてください。」と綾乃は言ったが、テルは起きない
(仕方ないわね〜あ、そうだここにあるバケツで・・・)
バケツに水を汲んで、綾乃は物置に戻ってくるとテルの頭の上にバシャと水を降りそそいだ。
「うわっ!?なんだ!」テルはびっくりして起き上がった。
「もう!テル先生いつまで寝てるんですか!11時ですよ。」
テルはなにがなんだか分らない顔をして・・・バケツを片手に持つ綾乃を見て、
「ここは、もしかして物置?それにしても綾乃さんあんまりですよ。いきなりバケツ
の水をかけるなんて・・・それになんだか頭にこぶがある様な・・・」
「え〜と、それは、病室のベットが満室で当直室も空いてないし、何より北見先生が
物置に放りこんどけって・・・それになかなかテル先生起きないしついバケツの水で・・・
あと、頭のこぶの事は知りませんよ。テヘッ」
綾乃はあらかじめ考えていた言い訳を、もっともらしく言って舌を少し出して笑った。
「ちょっと、テヘッって、風邪でも引いたらどうするんですか!それに北見の奴
いくらなんでも物置ってあんまりだ!」
さすがにテルも怒ったようだ。だが綾乃は最後の切り札を出した!
「そういえば院長と北見先生が、院長室で待ってますよ。」
「え!?なんで?」テルは聞き返してきた。
「それは、今回テル先生の活躍もあってヴァルハラが救われたから、特別に特上ステーキ
をおごってくれるそうです。たくさん食べてきてくださいね。」
「ほ、ホントッスか!?」テルの顔が活き活きとしてきた。さっきまではふてくされた顔していたのに・・・
「では、早速院長室に、行って来ます!」と言って物置に放り込まれた事など
すっかり忘れた感じでテルは院長室に駆け出した。
「あ、テル先生もう一つ忘れていた事がありました。」綾乃はテルを呼び止めた。
「なんっスか?」テルは、はやる気持ちを押さえる様な感じで振り向いた。
「今回は、本当に御疲れ様でした。」綾乃は満面の笑顔で言った。まさに癒しである。
「ウィーッス!!」テルは元気に答えて、再び院長室に駆け出した。
(あ〜あ・・・ホント単純なんだから・・・)クスッ、クスッ 
喜んで院長室に向かうテルを見ながら、笑顔で綾乃は思うのだった。

ライン的に・・・
第34話その2です。まぁテル先生なら食事で簡単に釣れて、
何もかも忘れるという事で・・・(爆)綾乃さんはを少しでも子悪魔的にしようと思いましたが
最後でやはり笑顔を、と思って入れました。やはり綾乃さんの笑顔は、はずせません(^^)


物置部屋へ戻る

トップへ戻る